「信念に生きる ネルソン・マンデラの行動哲学」 訳しました

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母校グロービスの翻訳プロジェクトに参加させていただいた。

 

原本から、翻訳チームでできるだけ真意を読者に伝えたく、訳した本  

信念に生きる ネルソン・マンデラの行動哲学 二版が出た。早いなあー。

 

なんと、経営共創基盤の富山和彦氏が帯に推薦を書いてくださいました! 

意見が違う中、どうまとめるか、

本当の民主主義とは何か非人道的な扱いをうけ、27年も投獄されてたのち、

トップリーダーどうしの、かけひきそして、策略も。

 白人と黒人の意識をまとめ、初代大統領に。 

 

そして、プライベートの苦悩も見て取れる。大きな責任と、プライベートの闇のような孤独。

晩年に訪れる、年の差をものともしない積極的な姿勢でつかむ幸せ。

 

 敵ともいえる相手とどう対峙するか、

そして、違いを違いとしてうけとめつつ、どう乗り越えるか。 

 

会社員の見解の違い程度の話しではない。

 

黒人と白人の違いとは、すさまじいものだ。

訳しながら、信じられない!と思うことはなんどもあった。

この世代を超えた、大きな断絶をUniteした、というのは、

すさまじい理想家だし、夢想家だし、

また、強靭な精神力と体力の持ち主でもある。 

 

富山さんの帯の言葉をかりると、

「情理と合理の矛盾」に折り合いをつけるマンデラに現代リーダーの理想像をみた。 

素敵な言葉ですよね。 

 

リーダーには、ぜひ、手にとっていただきたい一冊。